おっとりティンクとおきゃんな のんタンとのチワワ的生活

とても頭が良く、穏やかな14歳のロングコートチワワ「ティンク」♂とちょっとおバカだけど、なんにでも全力投球な 4歳の極小スムースコートチワワ「のんタン」♀との愛が止まらない日々

震災後初めてパンを焼きました。

最近家の中から一歩も出ない日が続いているのですが、それがとても新鮮に感じられるjasmineです

仕事をしていた頃は早起きしているのに時間が足りなくて毎朝バタバタと家を飛び出していく日々だったけど

今はのんびり起きて、のんびり食事の支度をするようになり

何より海の側にある会社に行かなくてもいい、という恐怖の無い生活(毎日の余震は恐いけど(>_<))

ティンコロリンと一日中一緒にいられる日々

余震が起きると直ぐにjasmineの懐へ飛び込んでくるのでいつでも守れることが

私にとっても安心感につながること

これで余震が無くなればどんなにいいだろうと思う毎日です。

今日は昨日作ったあんこで、アンパンを作りました。

福島のお友達に送ってやるつもりで焼いたけど、避難所の住所がわからないことに着た付いた(-_-;)

お友達にメールを送ると避難所を出て原発近くへ戻るというメールが帰ってきたので

とても心配なjasmineです。

もちろんパンも送れなくなってしまいました。

1

なんだかジッとしていられなくて、何かしていないと気が紛れなくって

キウイクッキーとバタークッキー、ココアアーモンドクッキーを次々作ることで

不安や辛い気持ちを紛らわそうとしていたのかもしれません。

2

ご近所さんから震災の時お皿を借りたままだったので、パンとクッキーを盛り合わせてお返しに行くと

あらら、なんと夫婦喧嘩中で、そうとは気付かずピンポンしちゃったjasmine

ヤバシとそのまま引き返してきちゃいました。

せっかく焼きたてのホヤホヤを食べさせたいと思ったのに残念でした~

3

ということでパッケージして明日もって行くことにしたjasmineです。まいったな(^_^;)

4

家の中は相変わらず落ち着かない状態でどこから手をつけたらいいか

とりあえず大きなごみ類は出したので目の前の大物は片付いたけど

箪笥の引き出しが全部飛び出し、衣類も床にまんべんなく広げたように落ちていて

その上に花瓶、花、水、キャンドルスタンド等の陶器類が壊れて破片だらけになり

本やいろんな物が・・・

それらの下敷きになった衣類は全部洗いなおさないと元に戻せないし、捨てなきゃ無い物も多々(T_T)

一箇所を片付け、次の場所を片付け始めると 片付けた物を置く場所が無く

結局今片付けて開いた場所にとりあえず物を置いてから片付けるので、なんだか

片付けても片付けてもいっこうにまとまりが付かなくて、大夫疲れてきちゃいました。

とにかく寝る場所ぐらいはちゃんとしないと落ち着いて寝れなければ疲れも取れないと思い

ベッド近辺から片付け始め、片付けるjasmineにまとわりついてくるティンコロリンを

ベッドの上で待たせていたのですが、ティンコロリンがベッドの上で落ち着かないのです。

不安がある時にいつもやるウロウロ歩きをしてます

実は震災前からjasmineはティンコロリンに地震がおきたことを想定した訓練をしてきました。

地震だー!!』と叫んでティンコロリンが乗っているクッションを揺らしたら

直ぐにベッドの下にもぐる訓練です。

何のためにそんなことをしているのか、ティンコロリンにはわからないだろうけど

おやつ欲しさにやっているとしても、何回も繰り返すうちに揺れたらベッドの下に潜り込んで欲しい

天井のライトが落ちてきても、家具が倒れてきても、家がつぶれても、頑丈なベッドの下にさえいれば

助かる可能性も、助け出せる可能性もあると思って訓練してきたのですが

実際の震災で、ちゃんとベッドの下にもぐっていたそうです。

呼んでも出てこなかったらしく、相方君が崩れた家具をかき分け必死に引っ張り出したそうです。

でも、そのせいでティンコロリンにとってはベッドが震災を思い出させる場所になったのかもしれません

今までいつも一緒にネンネしてきたベッドだったので、大丈夫かと思って乗せてみたけど

こんな表情をされるとは・・・

人の都合にばかり付き合わせて、ティンコロリンの心のケアーはできていない

恐怖を味わった部屋で、ベッドに戻されるなんてひどいと思って私を見ているのかな・・・?

ゴメンネティンコロリン

それにしても表情が悲しすぎるね~

ギュッとすることしか出来ないのがもどかしいな~

5

どうやったらティンコロリンの恐怖をやわらげてあげることができるかな・・・

今日は雷がすごくって、jasmineにしがみついたまま鳴り止むまでずっと震え続けていたティンコロリン

家の中でスリングにいれたままキッチンに立っていたjasmineです

そういえば地震から5日目雪が降った時もティンコロリンをスリングに入れ

必死に雪集めをしたのを思い出します。

1

まだ寒かった頃なので、ティンコロリンが寒くないようにもこもこに暖かい布で包んで

スリングに入れたので、まるで臨月の妊婦のような状態で雪集めをしました。

2

断水で水が底をついてきたため、トイレに流す水が無くなり、庭中の雪を集めてゴミ袋に入れ

お日様に当てて溶かして水を作るためです。

3

更に、家の周りの雨どいをはずし、雪解け水をバケツに集めてはお風呂にためて

トイレ用の水の確保に必死だったjasmine

4

今まで当たり前のように使ってきた水、電気、ガス

電気はロウソクや懐中電灯で、ガスはカセットコンロで、何とか代用できるけど

水だけはどうしようもない! 

[広告] VPS

毎日の病院通いの為にガソリンを減らしたくないので、水が汲めるお寺にもそうそう簡単には汲みに行けないし

これほど何気ない普段の生活のありがたみを感じた事はありませんでした。

   いつもポチッと押していただいてありがとうございます